入場券はネットで事前に購入していたのでした。
当日券売り場の窓口は長蛇の列でしたが、事前予約の列はスムーズに入場できました。
日本語ガイドも7ユーロで売っていましたよー(もちろん購入)
入り口はこの上なく質素。
ワゴン販売でラクレット売っていました…!!
最寄りのヴェルヌイユ・レタン(Verneuil l’Etang)駅は無人駅だし、パリ出るときにいろいろ買っておくべきだったかしら…と思ったけど、レストランもあるので飲み食いには困らなさそうです。
早速見学!「Château」の表示のあるほうへ。
ワゴン販売で買ったものを持ち込んで見学している人たくさんいるけど…え、そんなんでいいの?笑
かなりゆるーい感じで楽しめそうです♡
なんだか延々と馬車ばかりの展示が続いているのですが…
お城までたどり着くのに、最初に馬車博物館を通ります。
ニコラ・フーケの元厩舎の建物に、そのまま馬車コレクションを展示。
なんと馬車の車輪て、アジアで発明されたんですね…!!
その後古代ギリシャやローマで戦や競技に馬車が用いられて急速に発展したんだとか。
馬車博物館はさすがにそこまでクリスマス仕様ではなかったのですが、サンタがソリに乗ってなかったり、微妙な演出が笑えました。
これはいったいなんだったのだろう…?
馬車はスポーツの競技にもなるほど発展していたのですが、1900年頃に自動車が誕生してから長い歴史に突然終止符。
馬車をここまで眺めることができる機会もなかなかないので、おもしろかった!
実際に乗れたらもっと楽しかったなあー。
さて、ここからが本番。
…なのですがー、一旦ヴァンショで暖をとります。
外のベンチは薪ストーブであったかい。
観光客はそこまで多くないのに、頻繁に薪を補充してくれていました。
放牧も…
観光客もほとんどフランス人のようだし(フランス語しか聞こえてこない)、ここのお城、ワクワクするわ♡
さあ、いよいよヴォー城へと!
やっぱりどこか「こじんまりした、派手すぎないヴェルサイユ宮殿」という印象。
お城の基壇が高く持ち上げられているのは、一階の貴賓室からお城の向こうにある庭園の眺めを考慮したから。
この領地の設計には、入り口の門からお城の真ん中を通り、庭園の奥まで全域を突き抜ける軸線が中心に。
ここもやはりヴェルサイユ宮殿が倣った設計でしょうか。
お城の中は来賓用住居と個人住居が年間通して見学できます。
部屋は広いのにベッド小さいですよねみなさん…
途中で、展望台への入り口があったので行ってみることにしました。
展望台は別料金3ユーロ。
入場できる人数が限られているらしく、ベンチに座って待ちました。
マックスで15人だったか20人だったか…
これがめちゃくちゃアナログで、受付の人が、正の字を書いて(正確には縦棒を4本引いて5本目に横棒を引く数え方)カウントしていって、展望台から人がおりていくたびにその棒線を消していって…というシステムでした。
(これ私システム作りましょうか…?と思ってしまう職業病)
ここから先がかなり古くて、階段木造だし、一段一段のぼるたびにみしみし、みしみし、ってするし…怖い!
展望台直結の階段、これですよこれ!
一人しか通れないんです。
これはメンテナンス大変だなあ。
そして眼下に広がるのは…わあ…♡
つづきます